8月20日の勉強会。
いつもの自己紹介の後、
まずは、ソフト会社の徳永さんに、前回に引き続いてクラウドコンピュ-タ-についての説明を受けながら、新たな取り組みである「場の事典づくり」に向けた意見交換が行われました。「答え」を出す事典ではなく、「問い」を創りながら、知恵を膨らませていく終わりなき生命を持った事典。これまでの事典のイメ-ジとは全く違う新たな事典づくりが今、始まろうとしています。どのような展開をみせていくのか?これからが楽しみになってきました。
その後の清水先生からのお話は、まずは、生命の贈与循環についての説明から始まりました。これは、今回の勉強会のテ-マ「拡大の時代から継続の時代へ」に関係する非常に重要なお話です。今までの私たちの社会は、人間の欲望を拡大していく方向にとらわれて、私たちにとって最も大切な地球という居場所を、どのようにしたら継続させていくのかということを考えていなかったのだということが、先生のお話から分かってきます。拡大の理論の先には、何が残るのか。癌細胞のように拡がった人間の欲望の拡大によって傷ついた地球のいのち。そこに末来が見えてくることはありません。私たちが今も何処かに感じている不安感もそこに重なってくるようです。まずは、必然である地球という居場所の命の継続無くして私たちの末来もないのです。この継続の理論こそが、生命の贈与循環であるというのが今回の清水先生からの重要なメッセ-ジです。
「自分の知らない人に向け、自分の知らない末来に向けて無私なる贈与をすることが大切である」という先生からの言葉もとても心に残りました。
今回は、このお話から更に展開して、「RealityとActuality」について即興劇理論、西田哲学の純粋経験についてのお話を交えながら、詳しい説明を頂きました。
人間の世界が、コンピュ-タ-の世界に支配されるように記号化され、バーチャルな世界に入り込んでしまう。怖いことです。このことが様々な犯罪の引き金にもなってきているという現状に対し、私たちはもっと真剣に取り組むべきことを考えていかなくてはいけない時期に来ています。ここに警鐘を鳴らし、新たな末来をどう創っていけば良いのかを指し示してくれているのが場の思想なのです。これからの時代、思想の果たす役割は、さらに大きなものになると改めて感じさせられました。
暑い中、ご参加頂いた皆さん。お疲れ様でした。そして沢山のご意見ありがとうございました。最後は、とても場が広がって盛り上がりとても活き活きした勉強会になりました。
皆さん、ご協力ありがとうございました。




