NPO法人 場の研究所
〜「今を生きていく」ための思想を理論と技術で構想する場〜
人々が互いの違いを重んじながら助け合って生きていける、そのような「場」が生み出され、広まること、それが私たちの願いです。
その鍵は、私たちの呼ぶところの『居場所における〈いのち〉の与贈』と『自己組織によって生まれる場の活き(はたらき)』にあると考えます。(*1)
これらを、家庭と社会における教育、産業と経営、医療介護、科学技術、芸術文化などの場所で、どのように生み出し、どのように活用していくか、実践的に研究して、社会一般の人々に広めることが、場の研究所の目的になります。
〈いのち〉:個人のなかで自己の存在を続けるように活いて(はたらいて)いる能動的な生命力のこと
与贈(よぞう):直接的な見返りを期待することなく、自分たちが生活していく居場所に与え贈っていくこと
自己組織:外から動かされなくても、自分で動いて自然につながるということ
居場所(家庭、学校や企業などの社会的な組織、社会、地球など)に『〈いのち〉の自己組織による場(*2)』を創り出して、人々の心をつなぎ、存在不安を解消する方法を示していきます。自殺を防ぎ、死への不安を和らげるのにも役立つでしょう。
活動方針に基づいて
>場の研究所の具体的な活動については、「活動」ページへ
NPO法人 場の研究所
所長 清水 博
人間が自分自身の〈いのち〉を空洞化して仮想空間に住む人工物に置き換えていくという信じられない変化が世界的に進行しています。これは「他の人より多くを 独占したい」という、「この私」の独占欲から生まれてくる心の病です。私たちがこの不幸から解放されるためには、「この私」という概念そのものがすでに 〈いのち〉のない仮想モデルであることに気づいて、「誰もが主役」という〈いのち〉本来のドラマを共創していく実践が必要です。
場の研究所はその勉強と実践のなかで、それぞれが本来の〈いのち〉を取り戻していくところです。地球の「場としての〈いのち〉」に包まれて生きていく「粒 としての〈いのち〉」という〈いのち〉本来のあり方を掴むことができれば、生にも、また死にも、大きな安心が与えられて、未来が開かれてくることを実感で きます。
場の研究所では、毎月一度、「居場所における〈いのち〉と場の理論とその技術」に関する「勉強会」を行なっています。
参加資格はありません、一緒に勉強したい気持ちがあるならば、どなたでも参加できます。
ぜひ一度、ご参加ください。
詳しい「勉強会」の内容や開催日などについては、以下お問い合わせ先よりお願いします。
電話でのお問い合わせ:
電話番号 03-5980-7222
ホームページからのお問い合わせ:
以下の用語は、「場の研究所ホームページ」に詳しいページを設けてあります。一度、訪ねていただき、ご一読いただけると幸いです。
「場の研究所で使われる特徴的なことばについて(仮)」のページ( http://www.banokenkyujo.org/banokotoba )
*1『居場所における〈いのち〉の与贈』と『自己組織によって生まれる場の活き(はたらき)』
*2『〈いのち〉の自己組織による場』
*3『〈いのち〉と場の哲学』
*4『新しい場の思想』
*5『生活者としての経済/〈いのち〉の自己組織を伴う循環によって生まれる経済』
*6『地球において循環的に「活く(はたらく)」人間の存在のあり方』
所在地:東京都豊島区北大塚 1-24-3
代表者氏名:清水 博
設立認証年月日:2004年10月07日
活躍分野:
保健・医療・福祉/社会教育/学術・文化・芸術・スポーツ/科学技術の振興/連絡・助言・援助
法人番号:3010005007986