メールニュース

※ このメールニュースは、NPO法人場の研究所のメンバー、場の研究所の関係者と名刺交換された方を対象に送付させていただいています。

※ 「メールニュース」は、場の研究所メールニュースのバックナンバーを掲載しています。



2026年分

場の研究所メールニュース 2026年04月号

このメールニュースはNPO法人「場の研究所」のメンバー、「場の研究所」の関係者と名刺交換された方を対象に送付させていただいています。

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■場の研究所からのお知らせ

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皆様

 

新年度の4月になりました。

2月中旬に場の研究所の所長清水博先生が急逝され、4月26日に「お別れの会」を計画しております。既に、メールニュースを配信している皆様には、ご連絡をさせていただきましたが、ご参席を申し込まれた方以外でまだ参席希望のからは、至急ご連絡ください。

よろしくお願いいたします。

先生が永眠されたことから、2月の勉強会は延期し、3月に開催いたしました。

しかし、3月の勉強会は約30名と大変多くの方の参加あり、良い議論ができました。ありがとうございました。

清水先生の願いである、場の研究所として、立ち止まらず「学ぶことを継続していく」ということから、今後も続けて参ります。是非、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

なお、「ネットを介した勉強会」は5年以上にわたり継続してきておりますが、清水先生が書かれた「楽譜」(勉強会のための論文、以下「楽譜」) については、清水先生が、後から加筆修正されたものが完成しており、今後も「振り返り勉強会」の形式にて、これからも勉強会を開催してまいります。

 

3月の「楽譜」も内容については、下記にまとめてありますので、参加されなかった方も是非参考にして下さい。

 

今月の勉強会ですが、第3金曜日の17日に開催したいと思います。

 

もし、勉強会について、ご感想・ご意見がある方は、下記メールアドレスへお送りください。今後の進め方に反映していきたいと思います。

[email protected]

メールの件名には、「ネットを介した勉強会について」と記していただけると幸いです。

(場の研究所 前川泰久)

 

◎2026年3月の「ネットを介した勉強会」振り返り

注記:「ネットを介した勉強会」は、2026年3月の勉強会より、過去の勉強会の「楽譜」を使用して、振り返り勉強会として開催していくこととなりました。

第64回「ネットを介した勉強会」

★テーマ:『共存在の原理について』(2020年9月に行った勉強会の「楽譜」より)

 

(以下「楽譜」部分の文章は、2020年10月号メールニュースから引用しています。)

共存在の原理について

 

『共存在の世界』を分かりやすくまとめて解説すると、

新型コロナウイルスによって、人間の世界に一種の精神的革命がおきつつあり、その革命が行き着く先が「共存在の世界」です。これまでの自我中心的な物質文明(単存在の文明)から、共存在(利他利己性)を基盤にした新しい精神文明が生まれようとしているのです。その革命のプロセスを示すのが共存在の第二原理(歴史的相互誘導合致)です。苦しいなかに、明るい未来を画いて進みましょう。(共存在 = 存在が共に成立すること)

 

共存在の原理を明確にしておく必要があります。そこで相互誘導合致を第一原理、歴史的相互誘導合致を第二原理と呼ぶことにします。第一原理は「調和の生成原理」、第二原理は「歴史的時間の生成原理」です。この第二原理は「存在の生成原理」でもあります。

 

それぞれ、どんなときに見られるでしょうか。

 

第一原理:調和の生成原理

多様な部分が全体(居場所)に共存在しているとき。

 西田哲学の「矛盾的自己同一」に相当する全体と部分の動的平衡の生成

 居場所への〈いのち〉の与贈が与贈循環を生んで調和をもたらす。

 

第二原理:歴史的時間の生成原理(または歴史的存在の生成原理)

多様な部分に、全体(居場所)による従来の拘束(第一原理)を越えて、

共存在をベースにした新しい環世界(居場所)の歴史的発展が必要になるとき。

 環世界(居場所)における暗在的な歴史的時間を(体験的に1ステップ)生成する。

 そのことは(居場所における歴史的時間としての)自己の存在の生成でもある。

 

分かりやすくたとえると、

 第一原理は「風船の原理」(全体が調和的な平衡になる)

 第二原理は「ドラマの原理」(〈いのち〉のドラマの創出 ← 舞台と役者の存在の時間的統合)

 舞台の状態変化を見ながら、自己の存在の時間的変化を想定して先行的に表現していく

 

創造の世界では、現場における原初以来の体験の活用(第二原理)が重要。

美(共存在感情)とその創造

 窯の火のなかの焼き物の存在を想定しながら、河井寛次郎『いのちの窓』は言う。

  美はすべての人を愛して居る

  美はすべての人に愛されたがって居る

  美はすべての人のものになりたがって居る

 創造の時間は歴史的時間の創造でもある。

 

岸田劉生「僕の画は、前に立ってじっといつ迄も見ていて欲しい。はじめ見た時より、後になる程画に力が加わらなかったら、僕のせめではない。・・・・・心を静かにしてじっと味わって欲しい。しんとして来なかったら僕のせめではない。」(← 劉生の体験=「内なる美」が描かれている)これも「居場所における〈いのち〉のドラマ」を物語っているのではないだろうか。

 

共存在の時代に重要なもの:居場所における内なる美(真善美)のドラマ、もはや、物質ではない!

 

歴史をつくるとは?

「生きている毎日」を「生きていく毎日」に変える。

新しい惑星に漂着して、未知の生きものと一緒に生きていくことになり、そこで新しいできごと(「鍵」)にぶつかったときに、それを解決するために自己が当てにするのは、「地球の上では、生きものは原初以来このように生きてきた」という「生きていく体験の蓄積」としてのこれまでに生まれてきた「鍵穴」としての阿頼耶識(深層意識)です。そこでその阿頼耶識を活用して、とにかく新しい現実にぶつかってみて、そこで生まれる歴史的時間の1ステップをまた阿頼耶識に加えて「鍵穴」を新しくして、その新しい阿頼耶識を使って、次の現実にぶつかるということの繰り返しです。これが「切ってはつなぐ」と言うことです。そのようにしながら、歴史的時間が1ステップずつ進んで、新しい居場所における「〈いのち〉のドラマ」が進行していきます。

 

阿頼耶識のなかには、〈いのち〉の原初以来人類がたどったさまざまな体験や、またさまざまな居場所におきたできごとが存在している訳ですし、またその体験は地球における〈いのち〉の歴史に密着して、〈いのち〉の世界に広く包まれていますから、私たちの意識を遙かに越えた存在です。その〈いのち〉の体験の世界が、私たちの日常を遙かに越えて私たちを包んでいるところに、ルドルフ・オットーの「聖なるもの」ヌミノーゼが想定されるのです。

 

昆虫の変態のように、体全体の姿が突然大きく変わりだしたことを、その細胞はどのようにして知ることができるでしょうか。また、どのような姿に向かって、全体が変化しているかを知るにはどうしたらよいでしょうか?体全体と細胞の間には、共存在の第一原理がはたらいていますから、細胞も全体と同時に変化をしていきますので、そのままでは変化とその方向がよく分かりません。そこで、細胞は自己自身の変化を止めて全体の変化を見る必要が出てきます。これが、時間を切って全体を見て、またつないで見ることが必要な理由です。

(引用、ここまで)

 

また、今回の振り返り勉強会に際しては、2020年9月の勉強会での清水先生の1通目、1通目半、2通目、3通目の返信も「楽譜」に追記しました。

 

以上の「楽譜」+先生の返信を元にした勉強会でした。

 

清水先生の返信には「共生と共存在について」、「〈いのち〉のドラマのシーン」についてなどの詳しい記述があり、最近参加された方々も理解が深まる様子が感じられました。また、当時の勉強会に参加された方々にとっても懐かしさと新鮮さが重なり合うような振り返り勉強会となったように思います。

 

その中でも、以下は、清水先生からのメッセージとして強く心に残る一文でした。是非、このメールニュースにも記しておきたいと思い引用しておきます。

“…「居場所の〈いのち〉に包まれることで、多様な人々が共にいきていくことができる」ということが、これからの世界を動かしていく基本的な原理の形になると考えます。…(中略)…すでに、居場所の〈いのち〉になり代わって、人々が何かをするなり、書くなりすることが、求められる時代になってきていると思います。そしてその下に、温かい〈いのち〉のつながりが生まれていくのではないでしょうか?…”

 

2020年に開催した勉強会の「楽譜」でしたが、当時参加していたメンバーは5年以上たって再度見ると、こちら側の考えが深まっているためか、印象が変わり新たな気づきを得られたり、理解度が向上したという声がありました。

初めて読んだ方については、コロナの代わりに戦争という混乱の時代にあてはめて感想を書かれる方もいました。

そして、清水先生が亡くなられたにもかかわらず、あたかもこの勉強会に参加されているような感覚があり、共存在しているようだという声が多くありました。

そういう意味でも清水先生への場づくりへの感謝のメッセージが寄せられ、さらに、場の思想をベースに今できることを考えていきたい、あるいは既に実践しているお話もありました。

今回の勉強会で、私たちが一歩一歩「切ってはつなぐ」という努力をすることが重要だという方向性を確認できたように思います。

余韻の時間を含めて、参加者の方々から多くのメッセージが送られ、議論できたことは大変良かったですし、感謝しております。

(前川泰久)

 

◎2026年の4月の「ネットを介した勉強会」開催について

振り返り勉強会として4月17日(第3金曜日)の17時より、開催予定です。

是非、よろしくお願いいたします。

「楽譜」は2020年10月開催の第6回「相互誘導合致について」の振り返り勉強会とします。

今回も「存在」について考えてみたいと思います。

 

これまでご参加下さっている方には、ご参加希望についてのお知らせを別途お送りします。

なお、新規に参加ご希望の方も、私のこのメールに返信でご連絡ください。

 

開催に際しては、場の研究所スタッフと有志の方にご協力いただき、メーリングリスト(相互に一斉送信のできる電子メールの仕組み)を使った方法で、参加の方には事前にご連絡いたします。

この勉強会に参加することは相互誘導合致がどのように生まれて、どのように進行し、つながりがどのように生まれていくかを、自分自身で実践的に経験していくことになります。

参加される方には別途、進め方含め、こばやし研究員からご案内させていただき、勉強会の資料も送ります。(参加費は無料です。)

 

もし、勉強会について、ご感想・ご意見がある方は、下記メールアドレスへお送りください。今後の進め方に反映していきたいと思います。

[email protected]

メールの件名には、「ネットを介した勉強会について」と記していただけると幸いです。

 

なお、メールニュースが毎月届いていらっしゃらない方は、是非、ご連絡ください。

 

2026年4月2日

場の研究所 前川泰久

 

 

場の研究所メールニュース 2026年03月号

このメールニュースはNPO法人「場の研究所」のメンバー、「場の研究所」の関係者と名刺交換された方を対象に送付させていただいています。

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■場の研究所からのお知らせ

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皆様

 

3月になりました。

2月中旬に場の研究所の所長清水博先生の訃報をお伝えしました。

そのために2月の勉強会は延期とさせていただきました。

しかし、2月のメールニュースでお伝えした通り、場の研究所としては、立ち止まらず「学ぶことを継続していく」ために、今できることを進めていきたいと考えております。

今後ともご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

つきましては、3月より、以下の方法にて「ネットを介した勉強会」を継続して実施することといたします。

「ネットを介した勉強会」は既に5年以上にわたり継続してきており、昨年の12月で63回を数えました。「楽譜」(清水先生による論文)が作成されてきたわけですが、実は、勉強会後に清水先生ご自身による修正加筆が施されたものも含まれており、改めて世に送り出すことを待っていたかのようにも思われます。

改めて精読してみると、2026年の今こそ、皆さまと学びを深めたいテーマではないかと考えております。

従って、これらの加筆修正された「楽譜」を用いた「振り返り勉強会」の形式にて、勉強会を開催してまいりたいと存じます。

 

以上の点を踏まえまして、今後とも皆さまの勉強会へのご参加を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

なお、別途「お別れの会」を4月末に執り行う予定ですので、またご連絡させていただきます。

 

◎2026年の3月の「ネットを介した勉強会」開催について

楽譜のテーマは、2月のメールニュースでご案内したとおり、振り返り勉強会として『共存在の原理について』にしたいと思います。

これは、2020年9月の勉強会の楽譜です。

特に、”立ち止まらず「学ぶことを継続していく」ために、今できることを進めていきたい”と言う点は、2020年にコロナ禍において「ネットを介した勉強会」を始める際に、これが勉強会の本質であった、と言う事に気づいたテーマでもあります。

今再び、そのことを思い出し、この言葉が未来の側から誘ってくれているように感じます。

3月20日(第3金曜日)の17時より、開催予定です。

是非、よろしくお願いいたします。

 

 

これまでご参加下さっている方には、ご参加希望についてのお知らせを別途お送りします。

なお、新規に参加ご希望の方も、私のこのメールに返信でご連絡ください。

 

開催に際しては、場の研究所スタッフと有志の方にご協力いただき、メーリングリスト(相互に一斉送信のできる電子メールの仕組み)を使った方法で、参加の方には事前にご連絡いたします。

この勉強会に参加することは相互誘導合致がどのように生まれて、どのように進行し、つながりがどのように生まれていくかを、自分自身で実践的に経験していくことになります。

参加される方には別途、進め方含め、こばやし研究員からご案内させていただき、勉強会の資料も送ります。(参加費は無料です。)

 

もし、勉強会について、ご感想・ご意見がある方は、下記メールアドレスへお送りください。今後の進め方に反映していきたいと思います。

[email protected]

メールの件名には、「ネットを介した勉強会について」と記していただけると幸いです。

 

なお、メールニュースが毎月届いていらっしゃらない方は、是非、ご連絡ください。

 

2026年3月1日

場の研究所 前川泰久

 

(訃報)清水 博 逝去のお知らせ

このメールニュースはNPO法人「場の研究所」のメンバー、「場の研究所」の関係者と名刺交換された方を対象に送付させていただいています。

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■場の研究所からのお知らせ

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(訃報)清水 博 逝去のお知らせ

東京大学名誉教授・特定非営利活動法人「場の研究所」所長 清水 博は、2026年2月7日(土)、市川市内の病院にて逝去されました。

昨年末に体調を崩し急遽入院治療され、その後転院し療養のところ急逝されたそうです。

生前のご厚誼に深謝し、謹んでお知らせ申し上げます。

 

葬儀は近親者のみにて執り行われましたので、訃報のご連絡も法要後とさせていただきました。何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

また、誠に勝手ではございますが、ご遺族の強い意向により、ご供花、ご供物、ご香典、ご弔電、ご弔問等はご辞退申し上げます。何卒よろしくお願い申し上げます。 

 

           記

 

故人氏名:清水 博(しみず ひろし)

生年月日:1932(昭和7)年11月12日(享年93)

出身地:愛知県瀬戸市

死亡日時:2026年2月7日 午後18時48分

死因:老衰

 

なお現時点で日時・場所等の詳細は未定ですが、後日、「お別れの会」を予定しております。

 

<略歴>

東京大学名誉教授、薬学博士、特定非営利活動法人「場の研究所」所長

東京大学医学部薬学科を卒業後、東京大学理学部助手、千葉大学文理学部助教授、ハーバード大学研究員、スタンフォード大学院研究員を経て、九州大学理学部教授。1977年より東京大学薬学部教授、ミュンヘン大学客員教授を歴任。1980年より諸学の統合的視点から生命を解明するバイオホロニクス(生命関係学)の研究を開始。1993年東京大学を退官し、金沢工業大学情報工学科教授として「場の研究所」を設立。2004年より特定非営利活動法人「場の研究所」所長を務める。場の思想に関する研究を継続。

場のシンポジウムの開催、また勉強会の定例開催。コロナ感染を機に「ネットを介した勉強会」に移行し2025年12月まで継続。

著書に『生命を捉えなおす(増補版)』『生命知としての場の論理』『新版生命と場所』『場と共創』『場の思想』『コペルニクスの鏡』『〈いのち〉の普遍学』『〈いのち〉の自己組織』など多数。 

 

場の研究所としましては、清水先生の意志を継いで、場の思想を広げていく活動を継続して参ります。

今後ともよろしくお願いいたします。

               特定非営利活動法人  場の研究所 理事長 前川泰久

 

 

場の研究所メールニュース 2026年02月号

このメールニュースはNPO法人「場の研究所」のメンバー、「場の研究所」の関係者と名刺交換された方を対象に送付させていただいています。

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■場の研究所からのお知らせ

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皆様

 

2026年、早いもので2月になりました。

今年も日本の多くの場所で豪雪にみまわれていて、ご苦労されている方も多いかと思います。

東日本では乾燥していて極端な環境の変化に心配しています。

 

さて、今年の1月の勉強会はお休みをいただきましたので、2月が今年初めての勉強会がとなります。よろしくお願いいたします。

 

実は、場の研究所所長、清水先生が昨年末より体調を崩され、現在療養中です。そこで、清水先生の最新の「楽譜」(清水先生による論文)を用いた勉強会は、しばらくの間休止させていただくこととなりました。

しかしながら、場の研究所としては、立ち止まらず「学ぶことを継続していく」ために、今できることを進めていきたいと考えておりますので、今後ともご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

つきましては、2月よりしばらくの間、以下の方法にて「ネットを介した勉強会」を継続して実施することといたしました。

 

振り返れば、「ネットを介した勉強会」は既に5年以上にわたり継続して実施してまいりました。

その間には、何十もの「楽譜」(清水先生による論文)が作成されてまいりました。

これらの「楽譜」は、勉強会後に清水先生ご自身による修正加筆が施されたものも含まれており、改めて世に送り出すことを待っていたかのようにも思われます。

また、改めて精読してみると、2026年の今こそ、皆さまと学びを深めたいテーマではないかと考えております。

従って、これらの「楽譜」を用いた「振り返り勉強会」の形式にて、勉強会を開催してまいりたいと存じます。

 

以上の点を踏まえまして、今後とも皆さまの勉強会へのご参加を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

◎2026年の「ネットを介した勉強会」開催について

楽譜のテーマは、振り返り勉強会として『共存在の原理について』にしたいと思います。

これは、2020年9月の勉強会の楽譜です。

特に、”立ち止まらず「学ぶことを継続していく」ために、今できることを進めていきたい”と言う点は、2020年にコロナ禍において「ネットを介した勉強会」を始める際に、これが勉強会の本質であった、と言う事に気づいたテーマでもあります。

今再び、そのことを思い出し、この言葉が未来の側から誘ってくれているように感じます。

2月20日(第3金曜日)の17時より、開催予定です。

是非、よろしくお願いいたします。

 

 

これまでご参加下さっている方には、ご参加希望についてのお知らせを別途お送りします。

なお、新規に参加ご希望の方も、私のこのメールに返信でご連絡ください。

 

開催に際しては、場の研究所スタッフと有志の方にご協力いただき、メーリングリスト(相互に一斉送信のできる電子メールの仕組み)を使った方法で、参加の方には事前にご連絡いたします。

この勉強会に参加することは相互誘導合致がどのように生まれて、どのように進行し、つながりがどのように生まれていくかを、自分自身で実践的に経験していくことになります。

参加される方には別途、進め方含め、こばやし研究員からご案内させていただき、勉強会の資料も送ります。(参加費は無料です。)

 

もし、勉強会について、ご感想・ご意見がある方は、下記メールアドレスへお送りください。今後の進め方に反映していきたいと思います。

[email protected]

メールの件名には、「ネットを介した勉強会について」と記していただけると幸いです。

 

なお、メールニュースが毎月届いていらっしゃらない方は、是非、ご連絡ください。

 

2026年2月1日

場の研究所 前川泰久

場の研究所メールニュース 2026年01月号

このメールニュースはNPO法人「場の研究所」のメンバー、「場の研究所」のイベントに参加された方を対象に送付させていただいています。

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■場の研究所からのお知らせ

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皆様

 

いよいよ師走になり今年も最後の月となりました。年末で皆様お忙しいかと思います。

昨今、急にインフルエンザの流行となっていますので是非体調にお気を付けください。

さて、11月の勉強会に、ご参加下さった方々ありがとうございました。

先月は『世界における共存在(「世間よし」)』という楽譜で議論をしました。

アメリカのトランプ大統領の政治運営と近江商人の「三方よし」との比較などから共存在の重要性について学びました。

11月のテキスト(楽譜)の内容については、下記にまとめてありますので、参加されなかった方も是非参考にして下さい。

 

12月の勉強会ですが、第3金曜日の19日に開催したいと思います。

お忙しいとは思いますが、是非ご参加いただければと思います。

 

もし、勉強会について、ご感想・ご意見がある方は、下記メールアドレスへお送りください。今後の進め方に反映していきたいと思います。

[email protected]

メールの件名には、「ネットを介した勉強会について」と記していただけると幸いです。

(場の研究所 前川泰久)

 

◎2025年11月の「ネットを介した勉強会」の内容の紹介

 第62回「ネットを介した勉強会」の楽譜 (清水 博先生作成)

 

★楽譜テーマ:『世界における共存在(「世間よし」)』

◇人々が共存在していくには

・一つの世界で人々が共存在していくには、二つの方法がある。

第一は、世界を場所としておこなう与贈循環。

第二は、近江商人の「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」。

 

◇第一の方法について

・第一の方法は、持てるものが持てないものに与贈するわけであるから最も直接的で無駄がない。しかし、与贈するものと与贈されるものの存在が固定されてしまう可能性があり、そうなると続かなくなる。

・この固定された与贈循環という現象が人々の存在の自由に対する制限として、現在、地球に広く広がっている。もう、これまでのように、人々は存在の自由を主張することができない。

・「どうして地球に共存在していくか?」ということが、緊急かつ最重要な問題として、人間の前に大きく浮かび上がってきたのである。

 

◇存在の多様性への反発

・存在の自由の結果生まれるのが存在の多様性であるが、難民を受け入れる多様性の国として有名なオランダでも、反難民を主張する右翼政党の動きが強まっていると言われている。

・難民を自分たちと同じ国民として受け入れることは、大きく考えればその難民を生み出している国民へ与贈することと同じである。オランダの状態がこれであるから、ヨーロッパの他の国では反難民の動きはもっと強いと思われる。

・ハーバード大学における人々の存在と学問の自由を新しく制限しようとしているアメリカにも、その制限が一流大学一般に実質的に広く広がっており、大学の人々は口をつぐんで生きていくより方法がないようである。

 

◇存在の多様性を支える国連の衰退

・世界における人々の存在の自由とその多様性を護ることを目的にして作られたのが国際連合であるが、その頭脳の活きとも言える安全保障理事会にアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国の常任理事国をつくり、しかもその国々にのみ拒否権を与えたことが結果的に世界における人々の存在の多様性と共存在を否定することになってしまった。

 

◇第二の方法について:共存在の方法としての「三方よし」とディールの比較

・このような行き詰まりのなかで新しい共存在の方法として、その可能性が浮かび上がってきたのが、「三方よし」の方法である。これは世間が認める相場によって商品の値段が決まることを意味している。

・その具体的な形の例となっているのが、アメリカの大統領トランプの「ディール」である。ディールと表現する以上、「売り手よし」と「買い手よし」を前提にしている。

・そして、もしも、トランプ本人が自己の仕事がノーベル平和賞に値すると考えているように、そのディールが世界における人々の共存在のために新しい可能性を開けば、それは「世間よし」になっている筈である。

・もしも、これまでの国連では解決できない共存在上のトラブルを、トランプが彼のディールという方法によって解決していくのなら、それは「三方よし」の形になっているし、彼自身が考えているように、ノーベル平和賞に値するのではないかと思う。

 

◇ディールは本当に「三方よし」に繋がるか?

・トランプのディールはこのように「三方よし」につながっている可能性があるので、これまでの「左翼、右翼」の右翼とはまったく質が異なっている。

・ただ問題は売り手と買い手の間の「相場」を決める「世間」が地球ではなくて、トランプの「共和党のアメリカ」であるということであろうか。近江商人の「三方よし」のように一般化できるかどうか不明である。

・中国が考えているように、そのうちに矛盾が現れて、破綻してくる可能性がある。 

・トランプがよく使う「左翼」という言葉はディールの観点(売り手と買い手という観点)から言えば間違っている。正確には、「世間(地球)の相場から外れている」と言うべきである。

・そのために、ディールの観点から言えば、「三方よし」の形で地球の上の世界に一般化することができないのである。

・日本のマスコミでよく使われる「右翼」という言葉も、同様な意味において間違っている。

 

◇与贈循環の軽視か否定の傾向

・第一の世界における国連中心の与贈循環の方法を軽視するか否定して、トランプに併せようとする第二の動きは、世界でいろいろ生まれてくると思われる。

・日本の高市内閣もそのような共存在の流れの中で生まれた活きだと思う。

・これは、その原因を深く考えると、地球という「世間」(世界)が狭くなってきたことからおきる「相場」の変化であるから、逃れることはできない。

 

◇「世間よし」から「地球よし」への転換

・学問や医療におけるものの見方も、そのような地球文明の大きな変化によって変わっていく可能性があるが、それに合わせるためには、ディールというものの見方を、「世間よし」を新しく生み出すように広げていく必要がある。

・そのためには、「世間よし」を「地球よし」の形にして、その「相場」を生成していくことを考える必要がある。事実、そのように文明は変化をしていくと考えられる。

 

◇「世間逆拡大の法則」について

・「世間よし」の「世間」としての地球が実質的に狭くなるということは、意識して生きていかなければならない「地球」が逆に広くなり、その「世間」に対して「売り手よし」という活きと、「買い手よし」という意識とが求められてくるということである。

・地球のような居場所が狭くなるほど、逆に「世間」は広くなっていくことを「世間逆拡大の法則」と名付けておく。

 

◇共存在に不可欠な与贈循環

・さらに個人レベルの私的な生活は、特別な例外以外は、住居がある地域の空間のなかでおこなわれるので、与贈循環によって直接的につながる形で進行していく。

・その結果、地球という広い「世間」での相場が進めば進むほど、与贈循環という直接的な方法が個人のレベルでは強く求められてくる。

 

(資料抜粋まとめ:前川泰久)

 

◎12月の「ネットを介した勉強会」開催について

楽譜のテーマ:『場と三方よし』

12月19日(第3金曜日)の17時よりの開催予定です。

ご期待ください。

 

これまでご参加下さっている方には、ご参加希望についてのお知らせを別途お送りします。

なお、新規に参加ご希望の方も、問い合わせメールアドレスへご連絡ください。

 

開催に際しては、場の研究所スタッフと有志の方にご協力いただき、メーリングリスト(相互に一斉送信のできる電子メールの仕組み)を使った方法で、参加の方には事前にご連絡いたします。

この勉強会に参加することは相互誘導合致がどのように生まれて、どのように進行し、つながりがどのように生まれていくかを、自分自身で実践的に経験していくことになります。

参加される方には別途、進め方含め、こばやし研究員からご案内させていただき、勉強会の資料も送ります。(参加費は無料です。)

 

もし、勉強会について、ご感想・ご意見がある方は、下記メールアドレスへお送りください。今後の進め方に反映していきたいと思います。

[email protected]

メールの件名には、「ネットを介した勉強会について」と記していただけると幸いです。

 

なお、メールニュースが毎月届いていらっしゃらない方は、是非、ご連絡ください。

 

2025年12月1日

場の研究所 前川泰久