カテゴリ:福島からの声|2016年



29日 12月 2016
今回からの「福島からの声」は、これまで詩集の連載を頂いたみうらひろこさんから、新たに短歌をご紹介頂くことになりました。 作品では、放射能の被害によって被災地に取り残された牛たちの姿が、身をえぐられるような痛々しさで綴られています。それは居場所を奪われた生きものたちの声なき叫びとなって私たちの胸に突き刺さってくるようです。...
05日 10月 2016
今月の「福島からの声」は、みうらひろこさんの詩集「渚の午後」連載最終回です。 今回ご紹介させて頂くのは「白クマはどこへ」という詩です。...
23日 8月 2016
今月の「福島からの声」は、みうらひろこさんの詩集「渚の午後」連載第6回目です。 今回ご紹介させて頂くのは「省略させてはならない」という詩です。 福島原発事故の問題は、経済の拡大を何よりも優先し、一部の人々の利益のために、 居場所に棲む人々や生きものたちの〈いのち〉をまさに「省略」し、ないがしろにしてきたことにあるのです。...
12日 7月 2016
今月の「福島からの声」は、みうらひろこさんの詩集「渚の午後」連載第5回目です。 今回ご紹介させて頂く詩は「記憶の街」。 読ませて頂いていると、そこにかつてあった街の、豊かで活気ある姿が、温かな気持ちと共に心に浮かび、失ったものの大きさに改めて胸を締め付けられるようです。...
20日 5月 2016
今月の「福島からの声」は、みうらひろこさんの詩集「渚の午後」連載第4回目です。 4月に起こった熊本地震。 その甚大な被害は、私たちに「地震国としての日本」を改めて自覚させ、原発の在り方を強く問うものとなりました。...
08日 4月 2016
今月の「福島からの声」は、みうらひろこさんの詩集「渚の午後」連載第3回目です。 今回ご紹介させて頂く詩「粛粛と」、「月に祈る」からは、原発を受け入れてきた町で暮らしを営んできたがゆえの心の苦しみ、痛み、憤り、そして悔しさがより深く伝わってくるようです。...
01日 3月 2016
今月の「福島からの声」は、連載第2回目として、みうらひろこさんの詩集「渚の午後」からの詩を前回に引き続いてご紹介させて頂きます。 今回ご紹介させて頂く詩「遅すぎた約束」からは、震災時の壮絶な場景が生々しいまでに伝わってきます。 その悔しさ、悲しさ、無念さは、あまりにも大き過ぎて推し量ることさえ出来ません。...
01日 1月 2016
今年最初の「福島からの声」は、藤島昌治さんの詩に引き続き、若松丈太郎さんにご紹介を頂きました、みうらひろこさんの詩集「渚の午後」からの詩のご紹介です(連載)。 著者のみうらひろこさんは、浪江町から相馬市に避難されておられる方で、昨年、ご紹介させて頂きました詩集「荒野に立ちて」の著者、根本昌幸さんとご夫婦です。...